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ノンジャンル

1985年、僕らは…… 4通目

   

明らかになる手紙の内容。
そこに記されていた事とは……

 

◆◇◆◇◆

 記憶が徐々に思い出されていく。
 まだ字を書くことができなかった僕は、じいさんに書きたい事を別の紙に書いてもらって、それを手本にして書いた。
 多分、文字を書くというよりは、図形を書いているような感覚で、必死に書き写した。
 内容は――
「ごめん、かけ直す」
『え? ちょっと、良隆?』
 受話器の向こう側で、母が何かを言いかけたけれど、それを聞くことなく電話を切った僕は、2通の手紙のうちのひとつを開封する。
 5歳の僕が15年後の僕に宛てた手紙の方だ。

 

-ノンジャンル

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