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歴史・時代

ハヤブサ王 第2章 〜大和騒乱(1)

   

 ホムダワケ大王の崩御から半年、大和の政治は混迷していた。
 ワキノミコ、オオヤマモリノミコ、オオサザキノミコの三人の皇子による後継者問題が再燃。豪族たちを交えて、大和地方は一触即発の状態に。
 そのころ、母親を亡くしたワケノミコは、メトリノヒメミコといけない遊びに興じていた…。
 古代日本王朝絵巻第2章の幕が開ける!

 

 ワケノミコの目の前に、美しい少女が横たわっている。両手をお腹の上で絡ませ、じっと目を瞑っている。微かに上下する胸元は、柔らかな盛り上がりを見せている。
 その美しさに、鼓動が高鳴り、唾液が音を立てて咽喉を落ちていく。
 小さな鼻腔から微かに漏れる少女の息。
 ワケノミコは、少女の顔を覗き込む。
「メトリ、いい?」
 少女は、愁眉を顰めた。
「いいよ。ワケちゃん、早くしてよ。もう焦れたいな」
「ご、ごめん、じゃあ…」
 ワケノミコは、メトリノヒメミコの頬にそっと指先を伸ばした。ふっくらとした肌触りが気持ちいい。
 手の甲で、メトリの頬を数度なで上げる。これほど気持ちいいものは他にないだろう。
 ワケノミコは、メトリの肌質を楽しみながら指先を首筋へと落としていった。
 着物の上を這っていくと、頬よりも柔らかい肉に当たる。メトリの体がピクリと震える。
「あっ、ごめん、大丈夫?」
「大丈夫よ。もう、ワケちゃん、いちいち心配しすぎ。早く続けて」
 ワケの指先が、恐る恐る着物の襟元の中の落ちる。着物の下にあったのは、未成熟な少女の体。その体の上を、ワケノミコの指先が踊っていく。
「あっ…」
 メトリから甘い声が漏れる。
 僅かに盛り上がった肉の上を、ワケノミコの指が走り抜けた。
 指先に触れる小さな突起物。ワケノミコは、その突起物をクリクリと撫でた。
「あうっ、うぅ…」
 メトリが体を小さくして、眉を顰めている。
「ここ、くすぐったい?」
「うん…。ううん、なんだか、気持ちいい…」
「気持ちいいの? じゃあ、これは」
 親指と人差し指の先で、メトリの小さな突起物を摘まみ上げた。
「いやっ…」
 小さな鋭い悲鳴を上げ、起き上がり、胸元を両手で覆い隠した
「ご、ごめん、痛かった?」
「もう、ワケちゃんのばか。乳首をつねっちゃ、やだって言ったでしょう」
 メトリは、頬を膨らませてワケノミコを睨みつけた。

 

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