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ミステリー・サスペンス・ハードボイルド

Dollデス Ⅱ

   

悲痛と恐怖に満ちた悲鳴が響く
明らかに生の声とは違うことに、犯人のひとりが嫌悪に満ちた言葉を発した
犯し犯される一組の男女…といってもまだ女になりきれていない相手のと行為を録画したものがモニターから流れていた

【編集部からのお願い】
本作には、青少年にふさわしくないと思われる残酷なシーンが含まれます。
また性描写につきましては、それ自体が物語の主体ではないため年齢制限を設けておりません。
本作の掲載に関するご意見がございましたら、編集部までお問い合わせください。

 

 
 警察がふたりめの被害者の事を調べ始めた頃、例の三人は――

『い……ゃっ……いやっーーー!』
 部屋中に響く甲高い悲鳴――だが、あきらかに生の声とは違う。
 その悲鳴を耳障りとでもいうように佐和は露骨に嫌な顔をする。
「またそんなの見てるの?」
 悪趣味と付け加える。
 その部屋にあるモニター画面には、年端もいかない少女が仰向けで両足を開き、男のモノを小さな身体で受け入れ悲痛な顔を見せている。
 痛い苦しいと癇癪起こし泣きじゃくる。
 なりふり構わず必死に抵抗をするが、男相手に幼い少女が敵うはずもない。
 力任せにベッドの上に押し付け、容赦なく男のモノをねじ込む。
 痛みに目を見開き、一瞬呼吸が止まり、再び呼吸が戻ると咳き込む。
 仰け反った身体が今度は前に丸くなるが、その体勢を男が仰向けに戻す。
 男といっても大人というにはまだ幼さが残る、童顔と言い切るにも無理がある、明らかに見た目相応の歳をしているだろう少年が然程歳の差もないであろう少女を無理やり犯す。
 犯しているのだから少年はこの状況を楽しんでいなくては不自然さがある。
 しかし少年はその不自然さそのものであった。
 無表情で嫌がる少女を犯す、その意図は?
 少年の衣服に血が滲む、少女が拒み少年の腕に背中に爪を立てるから。
 それほどまでに抵抗をしていた少女も、次第にその力を落としていく。
 抵抗に疲れたのか、それとも諦めたのか……
 もしかして、犯されているというのに快楽を感じ始めている?
 時折嫌だとすすり泣き、時折甘い吐息を口からこぼす。
 幼い少女も女の喜びを知った瞬間はたとえようもないくらい美しいものなの……流れる映像を見ながら三好が言う。

 

-ミステリー・サスペンス・ハードボイルド


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