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歴史・時代

ハヤブサ王 第5章 〜隼は天に上り飛び翔る(3)

   

 ワケノミコは、メトリノヒメミコの告白に戸惑いながらも、彼女を抱く。
 一方、ヤタノヒメミコは、ワケの帰りを今か今かと待っていた。彼のことを思いながら。
 ワケノミコ、メトリノヒメミコ、そしてヤタノヒメミコ、彼らの人生はどこに流れていくのか?

 

「お願い、ワケちゃん、抱いて」
 胸の中のメトリが顔を上げた。
 ワケノミコは、彼女の瞳を見た。その大きな目は、漆黒に輝いていた。
 不思議だ。
 吸い込まれそうだ
 ワケノミコは、呪文にかかったように彼女の唇に引きつけられていった。
 柔らかい感触が伝わった。まるで木苺のように瑞々しい。
 ワケは、しばし女の温かさに酔いしれた。
 唇を離して、女を見た。
 頬が薄っすらと上気している。目尻がほんのりと赤みを帯びている。唇は、そこだけ別に生き物のように真っ赤だ。
 今度は、激しく求めた。
 舌を差し込み、メトリの舌を舐った。ねっとりとした感触と、女の温もりが舌先に伝わってきた。
 メトリも、ワケノミコの舌を受け入れ、己の舌を絡ませてきた。
 ぺちょり、ちゅぷりと卑猥な音が響く。
 メトリの唇を堪能すると、男の唇は女の白いうなじへと落ちた。
 襟元を開き、緩やかな肩へと口付けした。女の肌は雪のように白い。口付けしたあとが、そこだけ梅が咲いたようにほんのりと朱に染まった。
 可愛らしい乳房が顔を出した。先端には、梅の蕾が芽吹いている。男を知らない蕾は、幾分固そうだ。
 ワケノミコは、メトリの蕾を抓んだ。
「あぁん、あっ…」
「痛い?」
 メトリは潤んだ瞳でワケを見た。
「ちょっと、でも、気持ちいい」
 男の手は、女の蕾を解きほぐした。
 舌で舐ると、蕾は大きく膨らみ、綻んでいった。
「あうっ…、はん、ワケちゃん、変なの。乳房の奥が、乳房の奥がじんじんして熱いの。奥のほうから、何かが押し出てくるようで、乳首が硬くなっちゃうわ」
「感じてるんだね。ほら、こんなに立っちゃった」
「やだっ、恥ずかしいわ。あん、はあぁぁん」
 男は、乳房を啜った。メトリの花が咲き誇った。
 舌で弾くと、乳首が上下に揺れた。

 

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