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ショート・ショート

思い出、の味。

   

誰だって青春時代に輝いていた記憶や思い出があるだろう。
何十年も経ってその宝箱を開けることは素敵かもしれない。
でも、
たった五、六年やそこらで開けてしまうと、場合によっては出血を伴うこともあるのだ。

 

誰だって青春時代に輝いていた記憶や思い出があるだろう。
何十年も経ってその宝箱を開けることは素敵かもしれない。
でも、
たった五、六年やそこらで開けてしまうと、場合によっては出血を伴うこともある。

高校の時の友達が死んだと聞いた。
とくにショックを受けた、という感覚はない。
ともだちがこの時既に、「友人」になっていたこともあるし、
二十代の半ばともなれば色々と仕事で忙しい。
正直、余計な用事が増えたな。
と、思った。
とはいえ、全く悲しい訳ではない。
友人の葬儀にも駆けつけられない奴、と思われるのは少し悲しい。

 

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