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ミステリー・サスペンス・ハードボイルド

Egg〜スパイの恋人〜episode2

   

「ところで、僕らは君と組んであるミッションを行うよう言付けされたんだ。君はまた違うようだね。だから詳しい内容はまだ言えないけど、君が可能であるなら、君の受けたミッションを教えてもらいたい」

 2人+1人。それぞれのミッションが示すものとは?

 物臭不器用スナイパー×お調子者天才ハッカーに謎の女が加わり!!
 ハードボイルドスパイアクション!

 

 ハードボイルドに反してあるソフトボイルドなんて言葉は、俺みたいな中途半端な人間の為に出来た言葉なんだろうと俺は思う。
 最近、そう……銃を手にした時、俺の死に場所は何処なんだろうかと思うことがある。
 無機質なまでに冷たい愛銃マグナムの手触りと硝煙の臭いが、俺の恐怖心と孤独感を煽り、その日暮らしの命がけのゲームが、お前にはピッタリだよと誰かが語りかける。命がけのゲームの代償が生きる意味だと言うなら、それだけで俺にとって充分価値ある。

 朝食を食べ終え一服すると、早々パリに飛ぶ準備を始めた。
 移動には、民間旅客機を使う。
 武器は全て会社から普及された特別製トランクに仕舞い込む。X線に通しても中身が映らないどころか、まったく別の物が入っているかのように見えるもので、更には金属探知機にまで反応しない。
 機内に持ち込むハンドバックも同じだ。中に銃と予備の銃弾を多少仕込むが、それに気付かれ止められたことは今の所ない。なかなかの代物だ。

*****

 

-ミステリー・サスペンス・ハードボイルド


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