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第六話 三流先生、ゲームマスターになる!

   2016年8月22日  

三流先生は大のゲーム好きだ。それも一度やり出すと、仕事を忘れるほどに。
今回の先生が挑戦する案件は、ゲームマスターの仕事だ。
だが、ゲームマスターの仕事は普通の小説書きと違い、独自の流儀がある。
先生は無事に採用試験を突破できるのか?
そして、突破した先にある衝撃的な展開とは!?

 

 ここのところ、三流先生はそれなりの快進撃を見せていた。
ウェブライターから始まり、風俗ライター、幻覚文庫作家、電子書籍作家(紙の書籍作家を募集する新人賞に落ちまくったのは割愛!)……さてさて、お次はどんな三流現場へ突進するのであろうか?

(うしし、最近、それなりにいい感じじゃん? 僕、びば三流ライフを満喫しているって感じかな? さて、新しい仕事をまた探そう……)

かた、かた、かた……!!
お得意のネットサーフィンで先生、次なる仕事を探すが……!!

数時間後……。

(うーん……。なかなか良い案件がないなあ……。しゃあねえ、息抜きでゲームでもして遊ぶか!!)

先生は、オンラインゲームのサイトにアクセスした。
パソコンに接続するゲームコントローラーを握りしめ、夢の世界へダイブイン!

「あはは! マジうけるぜ!! がはは、そこだ、そこ!! それ、ぴこぴこ!!」

先生は、今、仕事を忘れて、三流のファンタジーRPGに夢中である。
今時流行らない三流設定というか、勇者が魔王を倒しに行くアレだ。
先生、そんな一昔前の設定でも、本人が三流なので難なく楽しめるのであった。

「ぷはー!! 久しぶりに遊んだぜ!! やっぱりゲームは最高!!」

先生、一仕事(一遊び?)終えて、汗をぬぐい、スポーツドリンクをごくごくと飲み干した。
っていうか、あなた、仕事はしなくていいのか!?

「はっ、しまった!! 今日、仕事してねー!!」

先生、真っ青だ。
ネットを使って仕事を探していたところ、横道にそれて、ゲームで遊びほうけてしまい、いつの間にか貴重な一日が終わろうとしていた。

(いや、待てよ……。逆転の発想だ……。ゲームを仕事にすればいい!!)

どかああああああん、ぴか、ごろごろごろ、ぴしゃあああああああん!!
三流サンダー、再び降臨!!
先生は三流速度の電光石火で、次なる仕事の口が閃いたのであった。

先生、そうと決めたら、今日は徹夜で検索だ!
はたして先生は、シナリオライターになれるのだろうか!?

***

 

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