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第十話 三流先生VS二流先生

   2016年9月2日  

三流先生は、二流先生の暴動にぶち切れて、タイマンを挑むことに。
三流対二流の決戦の火ぶたが切って落とされた。
二流先生は、卑怯にも一流先生の威光を振りかざし、三流先生を追い詰める!
さあ、三流先生、あなたは二流先生の猛攻をどう退け、反撃する?
三流作家や三流ピープルたちに、明日はあるのか!?

 

「おい……、てめえ、二流! さっきから話を聞いていれば、ろくなことしねえじゃねえかよ? 僕が相手だ! この場で決闘しろ! タイマンだ!!」

「ああん? んだ、この三流のザコはよ? がはは、タイマン? いいぜ、三流どもに俺様の偉大さを教えてやろう! まずは手始めにてめえを潰す!!」

さて、事態はとてもまずいことになった。
メイドキャバのサード・メイデンに乱入して暴れていた二流先生に向かって、三流先生がタイマンを申し込んだのだ。
それも仕方がないと言えば仕方がない。
二流先生は酔って暴れて痴漢して、そのうえ、一流先生の威を借りて、メイドたちにおっぱいを出せだの、揉ませろだのと、わめきだしたのだ。
さすがの三流先生であっても、堪忍袋の緒が切れた、という始末。

(しかし……。怒った勢いで二流相手にタイマンを申し込んだものの……どうすれば!?)

(ちっ、三流が粋がりやがって!! ま、俺様のバックには一流先生がいるから、あの男の名前を出して脅せば、このザコは土下座して謝るだろう!)

三流先生と二流先生、しばらく、にらみ合っていた。
それぞれ、胸の内で激しい思いがうごめいていた。
特に三流先生の心の中では、三竹所長と黒崎社長のタイマンがリピートされていた。
そう、あの日、三竹龍門は、ブラック企業に捕らわれていた若手のフリーターたちを助けるため、ブラック社長である黒崎にタイマンを挑んで一撃で倒し、人々を解放したのだ。
はたして今の三流先生に三竹所長と同じことができるのだろうか……!?

にらみ合った末、二流先生の方から動いた。

「おい、てめえ? 謝るのならば、今のうちなら許すぜ? 俺様のバックには一流先生っていうすげえ方がいてよ、てめえの作家人生を木っ端みじんに破壊することぐらいわけなくできるんだよ。で、もしてめえが今、ここで土下座して謝って、負けを認めれば、それで許すが、どうだ?」

メイドたちに用心棒、三流仲間たち、一般客たち、みんなが冷や冷やしながら、このタイマンを見守っている……。
もちろん、三流先生は……。

「だが断る! 僕は……おまえなんかに土下座して謝んない! むしろ、おまえの方が土下座して謝れよ! みんなにひどいことしただろう? 店のフロントで暴れて、メイドさんに痴漢して、用心棒さんやアリサさんや他のメイドさんたちに暴言を吐いて……。おまえなんかには死んでも謝んない!」

すると、店の各場所から、そうだ、そうだ!
と声が上がった。

 

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