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三流先生、作家になる!2ND 第七話 三流先生、一流相手に修羅場になる!

   

選挙キャンペーンの演説に絡まれた三流先生。
黒幕の一流先生もついに登場!
三流先生VS一流先生の論戦、どうなる!?

 

 ポンコツソフトの上司に命じられて、コーヒーの買い出しに出た三流先生。
 帰り道で、選挙キャンペーンにぶつかった。
 しかもそこにいたのは、候補者の他、天敵である二流先生とその親分、一流先生であった。
 最初は軽い気持ちで見物していた先生だったが、二流先生と目が合い、論戦へ。
 一流先生がにらみを利かすが……。

『ふはは……!! これまた、愉快な選挙キャンペーンになったではありませんか、市民の皆さま! そうですか、あの男が、あの三流先生ねえ……。ふむ、そこの三流。君は今回の選挙をどう思いますか? 君も我々を妨害しようと思って、そこにいるのですか? ぜひ三流の総大将とやらの意見も聞きたい。そうそう、このまえはうちの二流君が世話になったそうじゃありませんか……ははは……実に愉快!』

 青空会場の道路で、選挙に関わっているすべての人間が固唾を飲み三流先生をじっと見る。
 見守る者、敵対的に見る者、野次馬で見る者、様々だ。
 三流先生、覚悟を決めたかのように話し始める。

「ええと……。市長選ですよね、これ? 次の市長を決める選挙で、その二ノ宮さんを、二流先生と一流先生は推薦していて、その演説をやっていたところですよね? 実は僕、たまたま通りかかっただけです。何も選挙を妨害したいとか、あなた方を批判しに来たとか、そういうつもりは一切ありませんでした。ですが、なんですが、この変な選挙? 次の市長選にその二ノ宮さんが受かったら、条例でエロゲーを規制して取り締まるだ? エロゲーが凶悪兵器とか、害悪とか、社会悪とか、わけわからん奇説を唱えて、オカルトで恐怖政治でもやろうとしているんですか、あなた方は?」

 三流先生が意見を言うと、ギャラリーの人間たちは、そうだ、そうだ、と声を上げた。
 しかしこれはエロゲーや三流に肯定の意を示す者たちの行動だ。
 中には、一流先生の手下、シンパ、反エロゲーの市民たちもいて、ブーイングをした。

「おい、三流! てめえらの腐った三流文化を一掃して、日本を一流にしてやろうという俺様たちのお気遣いがわからねえのかよ? だいたいだなあ、国家権力で規制してエロゲーを撤廃しないと、日本には明日がねえんだよ? わからねえか、おつむの軽い三流野郎?」

 二流先生がしゃしゃり出て、三流先生を批判しにかかった。
 だが、二流先生の肩をぽんと叩いて、ここは私に任せなさい、と一流先生が代わった。

 

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