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三流先生、作家になる!3RD 第二話 三流先生、エロラノベ会社を探る!

   

アホウドリの神様がお告げをくれた。
汝、エロラノベ、書くべし、と。
神仏の祟りと生活費のピンチを恐れた先生は、エロラノベ案件を探すことに。
やっと面白い案件にたどり着いたが、そのエロラノベ会社の名前が……!?

 

 前回、サードシーズンの開始同時と共に、なぜか公園でアホウドリと対決した三流先生。
 先生は、決死の覚悟で臨んだ上、敗北してしまったが、ある啓示を受けた。
 それは……。

(ふうむ……。しかし、なぜアホウドリの神様は、僕にエロラノベを書け、と命じたのだろう。確かに、僕は三流だ。しかし、エロラノベなんて書いたことないし、そもそも専門外なんだよなあ……)

 三流先生は自宅の三流アパートの机で突っ伏しながら、啓示をそれとなく思い起こしていた。
 ところで前回、先生はその後、無事だったのだろうか?
 もちろん無事だ。
 それは、ガールフレンドの朝霧萌花のお陰とも言えよう。
 萌花の介抱により、先生、脳天を直撃されても、ゾンビのように復活したのであった!
(よく、漫画やアニメとかで、三流のわき役が、実は不死身キャラだった、というギャグ設定があるが、まあ、それみたいなものだ)

(さて、啓示はともかく、朝の仕事時間を無駄にはできない! 今日もちゃっちゃかと仕事しよう!)

 三流先生、何気にフリーランスライターなのだ。(もちろん三流だが)
 ファーストシーズンとセカンドシーズンを読んでくれた方はおわかりかと思うが、先生、実は今までの功績から、けっこう色んなところと同盟関係にある。

 ウェブライティングのクラウドバスターズ。
 有償ウェブ小説の幻覚文庫。
 商業電子書籍のくじらネットブックス。
 オンラインゲームのスリー・マジック・サイト。
 エロゲ会社のポンコツソフト。

 全て外注の業務委託で、先生は方々から仕事を頂いているのだ。
 これだけたくさんの仕事を日々、回し、先生のライターライフは充実していた。
(もちろん先生は、三流案件でも笑顔で、全力で、こなせる器量の持主だ)

 先生、ひとまず午前中は、従来の仕事で残っているものを中心に片づけた。
 昼過ぎには、お気に入りの三流カップラーメン(醤油味)をずるずると食べる。
 そして、昼食後、軽い眠気に恐われ……。

『三流先生よ……。三流小説で世の中を三流に溢れる面白可笑しい世界へと変るのじゃ! エロラノベを書きなされ……。エロいラノベこそ、三流の真理。エロは世界を救う……』

「はっ!? なんだ、今のアホウドリは!? ん? 夢か!?」

 先生、先日、アホウドリにやられた後遺症がまだ残っているのだろうか。
 アホウドリの神様が、再び、お告げにやって来たとは!?

「むむ、これはいかん……。神仏の類に逆らうと罰が当たったり、呪われたりするかもしれない……。よし、ここはお告げ通り、エロラノベの案件でも調べてみよう!」

 かた、かた、かた……。
 毎度、お馴染み、先生のネット検索が始まった!
 今度は、いよいよエロラノベ業界に進出か!?

 実は先生、お告げには何気に心当たりがあったのだ。
 最近、以前よりは稼ぎが良いが、心許こころもとないこともあった。
 それは、朝霧萌花のことである。
 彼女ができると、以前よりもいろいろと出費がかさむのだ。
 しかも、ご結婚やご出産まで考慮に入れている先生としては、もうひと押し、金が欲しいところ。
 そして何よりも、三流の道の果てに何があるのか、先生は求道者としても知りたい気持ちだった。

(*今の先生の脳内診断メーカー:彼女のこと40%、金のこと50%、三流の道の果てを求める求道精神10%)

 さあ、検索すること十五分が過ぎた……。
 先生、お次はどんな案件を引き当てたのだろうか!?

 

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