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三流先生、作家になる!3RD 第六話 三流先生、出版規制に遭う!

   

三流先生は編集部と激突しながらも、本を徐々に完成させて行く。
さあ、そろそろ出版かな、という矢先、担当編集と一緒に飲みに行くことになった。
酒の席では、アホウドリノベルスの先輩方も歓迎? してくれたようだ。
しかし、突然の電話から、事態は一転して……!?

 

 前回、三流先生は厳し過ぎるリテイクに不平を言い、編集部まで訪れた。
 そこで鷲沢編集と口論になり、挙句の果てには、風俗店で脚コキ議論の決着をつけることになってしまったのだ。
 その後、二人はおもいっきりやりあったところ、すっきりしたらしい。
(風俗店ですっきりしたという意味ではなく、分かり合ってすっきりしたという意味だ)

 一方、原稿の方はその後、順調に仕上がって行った。
 鷲沢編集のエロに対するこだわりが尋常ではないが、それは三流先生も同じだ。
 三流先生は、何度も鷲沢と激突しながらも、より良い原稿作成へと進んでいった。

 かつて三流先生が、ポンコツソフトで豚山ディレクターに叱咤激励されながら、エロゲーのシナリオを書いていた頃にも似たような激論はあった。
 だがあのときは、三流先生の方があきらかに下っ端の外注であったので、反論の権限があまりなかった。それに加えて今回ほど厳しい言葉でのリテイクはなかった。
 豚山は、三流先生が共同作業において、自分の担当キャラが全くつかめていなかったので、その点をぶひぶひと文句を言っていたのだ。1ルート15回もあったというエロシーンでは、エロの理念や哲学がおかしいとか、そういう批判を受けたことは一度もなかった。

 三流先生の名誉のためにもここで書いておくが、先生は三流のプロなだけあってエロ案件に関しては最強クラスの腕前を持っている。その腕前があったとしても、ここがおかしいとか、ここはこう直した方がもっと良くなるとか、そういう批判ができる鷲沢編集は貴重な人材だ。三流先生も日が増すごとに、この編集の実力というか底力を理解し始めていた。

 

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