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三流先生、作家になる!3RD 第九話 三流先生、最後の決戦に挑む!

   

三流先生3RDもいよいよ大詰め!
三流先生、三流仲間たちを率いて、一流先生と最後の対決だ。
そのとき、事態は思いも寄らぬ方向へ……。
決着は無事につくのだろうか?

 

 いよいよ、最終決戦の日がやって来た。
 国会議事堂内での、ネットとテレビ中継が入った公開討論会である。
 論題は、エロラノベ撤廃の是非である。
 もちろん、隠された論題は、三流文化と三流人間撤廃の是非である。

 三流先生、覚悟を決めて、国会の広場にて、三流陣営の先頭に立つ。
 服装は、三竹所長の勝負服にみせて、旧日本兵の制服であった。
 頭には白い鉢巻を締めている。
「三流上等」と書かれたタスキもかけていた。

「先生、いよいよ出陣ですな! ま、派手に暴れましょう!」
 三流先生の右隣にいるのは、下川だ。
 下川も三流のスーツ姿できめている。

「行くぜ、先生! オイラも今日はとことんやるぞー!」
 三流先生の左隣にいるのは、犬山だ。
 犬山は調教師姿であり、彼なりにまじめな戦闘服だ。

「ま、骨は拾ってやるよ、三流先生! 燃えるぜ!」
「おう、最終決戦だが、うだうだ行くぜー!」

 三流先生の背後には、熱木先輩と宇陀がいた。
 熱木先輩は着古したライター仕事用の服装だ。
 宇陀は、ゲームのファイターキャラのコスプレをしている。
 いずれも、戦闘用の正装である。

 これが先頭陣営だが、アリサと萌花はこの場にいない。
 三流先生は、特に萌花は、戦場に連れて行きたくなかったからだ。
 先生は萌花と最後の決戦前に、最後のセックスをしておいた。
 そして、仮に三流先生が戦死したとしても、種子が残れば、三流の子孫は保たれる。
 さらに、アリサたちメイドらと用心棒らは、サード・メイデンで留守番しつつ、萌花を守っている。一流先生が卑怯な手を使う場合、萌花やメイドたちにまで手をかけるだろう。その予防的措置として、今、彼女らは、用心棒たちと一緒にメイドキャバで隠れている。

 三流先生の後ろには、長蛇の列とも言おうか、1,000人程度は参加者がいた。
 ちょっとした規模のデモが国会議事堂前で行われているとも見える。
 もちろん、全員、三流先生と共に戦うために立ち上がった全国の三流たちだ。
 覚悟を決めた三流たちは、先生のためなら死しても戦うつもりでついて来てくれているのだろう。

 この長蛇の列には、三流先生の今までに出会った仲間たちも当然、集結している。
 クラウドバスターズの残党たち。
 幻覚文庫編集部一同を率いる小物編集に幻覚文庫作家の有志たち。
 くじらネットブックスの久慈河社長と編集たちに電子書籍作家の有志たち。
 スリー・マジック・サイトの春野代表にゲームマスターや他のスタッフの有志たち。
 ポンコツソフトの骨村社長率いる開発チーム。
 アホウドリノベルスの鴉山社長、鷲沢編集、不死鳥先生、作家有志たち。
 三流先生が以前に少しだけお世話になったけれど倒産した三流風俗雑誌の元編集たち。
 その他、大勢の三流たちが、今日、この場に集結していた。

 

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