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ミステリー・サスペンス・ハードボイルド

見習い探偵と呼ばないで! Season19-8

   

 政木警部の携帯が鳴る。鑑識からだった。中原の司法解剖中だが、伯田警部補と黒川刑事がむかった。

 そして何かがでたという。それは犯人を示す証拠か、このときの伯田警部補と黒川刑事は、探偵より一歩さきを抜きんでることにほくそ笑んだ。

 そのころ御影たちはやっとの思いで昼食を食べていた。

 名前は政木警部が小宮山議員の事務所に問い合わせて確認済みだった。

 狩谷 一真。24歳のボディーガード。素性がわかったとこで、御影たちは狩谷を尾行することを提案する。

 証拠らしい証拠がないため、御影は本山が黒幕だと疑ってならない。その証言者として狩谷に詰問する必要がある。

 とそこへ伯田警部補がもどってきた。

 水桐がいつのまにか伯田をこき使って政木警部の金の行方についてヒントを与えどこに消えたか調べさせていた。

 御影は弱みでも握られてこき使われていると思った。

 伯田警部補は、しっかりと調べてきたようだが、御影はすでにその答えをしっていた。推理という頭脳の中で方程式を解くように答えを導きだしていた。

 

 政木警部の携帯電話が鳴った。相手は鑑識からだった。

「伯田警部補、中原氏の司法解剖でちょっと不可解なことがあるみたい、だれかこさせるようにいっていたから行って…」

「そうですか、では行ってきますよ」あまり乗り気ではないようだが、この場にいるのはたまらなくなっていた。

「俺も行っていいですか」御影が挙手した。

「関係ないだろ」伯田警部補は血相を変え、御影の主張をへし折った。

 御影は無愛想な顔でふて腐れた。あまり顔にでるタイプではないが、伯田警部補は探偵に対抗心があるようで行動をあまり共にしたくないようだ。

「素人は黙ってな!」唯一勝っている面、それが刑事の肩書だ。だからか伯田は勝ち気になった。

 

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