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SF・ファンタジー・ホラー

ロボット育児日記13

   

 柏木警部に不意に誘われたランチで、桜木霞は柏木警部の過去を聞いてしまう。

 SFラブコメディ!!

 

 柏木警部が到着してから30分もしないうちに、彼女の部下が到着した。全員ロボットなのだろうか。
「人間久しぶりに見たわ」
 と言う声が聞こえた。
「悪気はないのよ」
 柏木警部が気を使うように、俺だけに聞こえる声でぼそっと呟いた。俺は、ご厚意を無視しないように小さく頷いた。
 少し不安で、手を繋いだまま立たせているウサ子を抱き上げた。
「ここの捜査はあんた達に任せるわ。私は、食べ損ねたランチ行ってくるから」
 部下達が、気持ち良い程揃った敬礼を見せた。
「じゃあ、行くわよ」
 柏木警部の顔が、当然のように俺に向けられたので、俺は頷きながら後を追うしかなかった。
「柏木警部も物好きだね。あんな人間に、何を執着する事があるんだか」
「人間だからでしょ。警部人間だったって噂、本当みたいだし」

 聞こえてるってーの。

 と、俺は毒づいてふと思う。

 人間だった???
 
 

*****

 

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