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モモヨ文具店 開店中<33> ~日付スタンプを使っての琉華の覚え書き~

   

『日付スタンプを使っての琉華の覚え書き』
本覚え書きは、石橋 琉華が記したとある出来事の覚え書きである。
覚え書き故に、文字の羅列が並ぶ文面は行頭下げも空白もない。あるのはただ、琉華の心情吐露である。彼女がなにを感じ、なにを思ったか。それを知りたければ読まれたし。

 

 
17,09,05
ここんとこいろいろあってねられないから二十四時間やってるっていうモモヨおばさんの店で、タカアキおじさんにあげるよ定の日付スタンプを使ってこれをかいてる。
となりにはきれいなバイトのお兄さんがいて、るかちゃんねむくないの?とかさむいけどなにかのむ?とか、そんなはなしをしてるけど、あたしはうーんとか、いいですとか、そーゆーことばっかりいってて、あんまりはなしをしたくなかった。
お兄さんもそれがわかったみたいで、あんまりはなしかけてこなくなった。
りいかはおじさんとおばさんに買ってもらったパジャマをきて上でねてる。
おじさんもおばさんとはなしがあるみたいでりいかをねさせたあと下でなんかはなしてる。
あたしはっていうとつかれてるんだけど、ねれないっていうか、なんてゆーか。
そもそも、あたしたちって、どうしてこうなったんだっけ??
 

16,09,03
たしかきょ年のこの日だったと思う。
おじさんの家にバイトに入ったの。
あたらしいおとんとおかんはどっかいっちゃって、あたしとりいかでおじさんの家に行って、ご飯くださいって言って、そのままになったんだ。
おじさんのお店、【かふぇ みょうが】はじーさんばーさんばっかり来る店だった。
おじさんはそこで料理を作って、出して、お金をかせいでた。
でも、バイトとしてあたしをいれるひつようはなかったなーと思う。
でもおじさんはバイトでやとってくれて、松野沢(まつのざわってこの字であってるよね?おじさんがおしえてくれたんだけど)にいたけどおじさんはこのままじゃだめだとかなんとかいいだしてあたしをつれてやく場に行った。
で、いろいろあってこせきがなんとかだからお前のすんでたところにいかなきゃいけないって言われて新かん線にのった。
おじさんに「なんでここまでしてくれんの?」ってきいたら「こまってる人がいて、それをじぶんがたすけられる。なんのしょうがいもない。そういうときおれはうごくことにしようと思った」って言った。
おじさんの話し方はむずかしくてあたしはちっともわかんなかった。
 

(27,09,05 琉華記す
あのおっさんはいつもそんな感じだから! 気にしなくて良いんだよ! と言ってやりたいけれど、当時のわたしはなにもわかってなかった。
しっかし、十年前のわたしの書いた文章もここまでひどいとは思わなかった!!! 高校に入り直す前にフリースクールに通わせてくれたおじさんとおばさんに感謝。) 

 

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