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SF・ファンタジー・ホラー

紅蓮の翼 6

   

呷るのは神の水。
知らされるのは、
美羽と矢萩の関係。

驚きとは別に。
愛しい男に、会いたいという想いに、
ほだされる。

不定期に連載致します。

こちらにて初めての一般作品でございます。
こちらに関しては、
今後、一切の性描写も色恋沙汰もありませんので、あしからず。

 

「気にいったか?」
「ああ」

 自然に顔が綻ぶほどに。

「酔っぱらう前に話を進めてもいいか?」

 すでに3本ほど空にしていたが思考に霞がかかることはなく。

「あと5日ほど待ってもらえないか。沈黙の刻が終わるまで。そうすれば俺は喜んで君に協力しよう」

 鴬伽の目的を先回りし戒斉は言う。

「何かたくらみがあるのか?」
「まさか。今は何をするにも目立つのでね。君を西都の首長としてではなく一般人として外に出すのはなかなか難しい」

 そうしてしまったのは戒斉自身だと思うのだ。
 いくら鴬伽の正体を知っていようともわざわざ寺院に泊めることはなく、青嵐か矢萩の元に置けばよかったのだ。
 なのにそうしなかったのは?

 

-SF・ファンタジー・ホラー


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