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ラブストーリー

チョコ・ファイト 〜後編

   

 大切なチョコはバッグの中。
 でも、なかなか渡せない。
(今年も、家に持って帰って、ひとりで食べることになるのかな…)
 カリスマモデルで大学生のメイは、ひとり溜息を吐く。
 そいつのために用意したチョコ…。
 そいつは、メイのことに無関心で……。

※ エッチはゼロです。

 

 バレンタイン当日は仕事だった。
 紙袋は、スタッフやマネージャーに配るチョコでいっぱいだった。もちろん、みんな義理チョコだ。
 ファッション雑誌の撮影を終えると、メイはひとりひとりにチョコを配って回った。
「メイちゃんにチョコをもらえるなんて嬉しいな」
 と、カメラマンは早速チョコを食べていた。
「家に帰って、ひとりで食べようっと」
 と、アシスタントは大事そうにカバンの中に入れていた。
「俺は、みんなに自慢してやろう」
 と、照明さんはチョコを撫で回していた。
「ありがとう、メイちゃん、大事に食べるよ」
 と、マネージャーも嬉しそうだった。

 

-ラブストーリー

チョコ・ファイト<全2話> 第1話第2話

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