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ノンジャンル

メンタルケア

   

【ギフト】
などの続編です。

今回の語り部は第三者です。
ちょっとだけ、
戸惑う研修医な須王さん。
ということで。
旦那様である朔くんは全く出てきません。

記念すべき、
300件目の更新です。
ありがとうございました。

※研修医制度に関しては、曖昧です。※

 

 本日からインターンとしてやってくる研修医は、学部内はもとより、大学中で、それはそれは有名な人物らしい。
 我が母校でもある医学部に、どこにでもある公立高校から首席入学して。
 そのまま5年間(医学部はストレートでも6年である)、首席を明け渡すことがなく。
 おそらく卒業までこのままいくのだろう。
 また、初めての解剖実験の際も、顔色ひとつ変えずに献体にメスを入れ、人体を分解したらしい。
 そりゃあ、見ず知らずの、解剖実験前には名も知らされることのない遺体であって、善意の提供であるのだから、感謝こそすれど、嫌悪するのはお門違いだとは思うけれど。
 それでも初めてひとのからだにメスを入れることに、なんの感慨も抱かないというのも首を傾げざるをえない。
 そう思ってしまうのは、ヒューマニスト過ぎるのだろうか?
 また、教授とも折り合いが悪く、今までにいろいろとハプニング(というよりは、トラブルだろう)を発生してもいたらしい。
 ぼくも教授のことは知っているが、よくもあの教授と対立できたものだと思う。
 なにせ、あの教授は、あの大学において、神にも近い存在であるのだ。
 実際、医学界においても、重鎮とされている。
 どれをとって重鎮とされているのかは、ぼく自身も疑問に感じることがあるけれど、この広いように見えて狭い医学の世界で、あのひとを敵に回すのは良策とはいえない。

 

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