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ミステリー・サスペンス・ハードボイルド

『ハンティング・2幕・罠』

   

共同執筆作品 第2弾

ポケットに突っ込んだ、彼女のショーツを取り出し、匂いを嗅いだ。
女の秘密を持ち帰るだけで、心が弾んだ。
女との接点を作るため、俺は、再び彼女の元に・・

次回
『ハンティング・3幕・狩人』
『ハンティング・4幕・捕獲』
の4幕構成です。

 

先ほどの彼女は、その別荘の関係者ではないだろうか?
彼女の別荘?
それにしては、年若い。
娘か?
いや、娘がこんな所で、水浴びはしないだろう。
では、恋人か?
愛人?
逢瀬に使う別荘か?

想像は無限大である。
別荘を想像する。
どんな別荘なのだろう?
行ってみたくなる。
俺は空想の世界に入りながら、タバコを吸っていた。
そして先ほど見た、裸体を思い出し、気分が高揚してくるのを感じた。
車の中を覗き込むと、後部座席に、バスケットに入ったアルコールの瓶が数本あった。
助手席には、これまた大きなバスケットに、フルーツが山盛り入っていた。
やはり、別荘に来たのだろう。
少しのドライブに持ち出す量の、アルコールやフルーツではない。
想像が、どんどん膨らむ。

人の噂ではかなり大きな別荘らしいが、管理が厳しく入ることができないらしい。
敷地には、鉄のフェンスが張り巡らされ、バラの木で囲われている。
バラの季節には、《バラ屋敷》を、こっそり見に来る人も居るようだが、俺は花など興味が無いので、来た事はなかった。
気になると、どうしても見てみたくなる。

想像にふけっていた。
すると、先ほどの女性が現れた。
山の中には似つかわしい、都会的な装いだ。
足元に数本のタバコの吸殻を落としたことを思い出し、あわてて、足で隠した。

 

-ミステリー・サスペンス・ハードボイルド

ハンティング<全4話> 第1話第2話第3話第4話

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