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ノンジャンル

パパと僕と息子の夏休み

   

都会で毎日変わらない夏休みを過ごしていたさとしは、父に連れられ田舎へと行く

田舎で体験した出来事は大人になっても薄れることはない

 

 都会で聞く蝉の声が雑音にしか思えなかったのに、パパの実家、田舎で聞く蝉の声はそうでもなかった……と、感じたのは最初のうちだけ。

 今日も朝からミンミンミンミンミンミン……煩い。

 それでも家から出ると、そこに広がる光景に、僕はあのゲームの主人公になれた気がして、意味もなくワクワクが溢れてきて止まらない。

 垣根のところで、ばあちゃんが何か言っている言葉も半分以上理解していない、というか理解する気がない。

 脳内はばあちゃんの言葉を理解するより、目先のワクワクを優先していた。

 そんな僕は昨日の続きがしたくて、背丈ほどあるとうもろこし畑の中に入って行く。

 

-ノンジャンル


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