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SF・ファンタジー・ホラー

礼拝の宴 【7】

   

悪夢から解放されたレナに更なる衝撃が押し寄せる

暗い中に置き去り、聞き覚えのある声

暗闇から解放されるとそこには…

 

「目が覚めたようだね」

 気配も音もなく突然響く聞き覚えのある声に私は安心するよりも恐怖で身体が強張る。

「何をそんなに怯えているのかね? すぐ傍に愛しい男がいるというのに」

 私には声の主は見えないけれど、相手には私が見えているみたいで、私があたりを見回しだすと部屋に明かりがつく。

 これで探し物が見えるだろう? と、言われているようで気味が悪いけれど、わけもわからないモノが近くにあるよりは目で確認できた方がありがたい。

 何より自分の置かれている状況は最低限把握しておきたいし。

 ――で、その状況が視界に広がり私は言葉を失った。

 

-SF・ファンタジー・ホラー


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