「 夢月亭清修 」の小説一覧

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不思議なオカルト研究部 第三話 酒場の守り神 前編

「えぇ〜、バイトの給料日前だからお金無いっす。私飲みにはいけないっすよ〜」

 眉も目も寂しげに垂れ、その顔は「自分抜きで飲みに行っちゃヤダ」「行くなら日を改めて欲しい」と言わんばかりだ。ならばと直也はそれを提案せんと立ち上がったが、同じタイミングで石動の心配を一瞬で掻き消したのが緑ヶ丘だ。今日、これからを推す彼女の言葉は魔法ように効果覿面だった。
 「美也、忘れたの? こういう時、私達にお金は要らないのよ?」

 正式に入部し、オカルト研究部員となった直也。彼の歓迎会がオカルティズムという名の怪しげなバーで開催されることに──。
 

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