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現代ドラマ

美少女ゲーム考察小説集 第8話「抜きゲーVSシナリオゲー」

   

S「美作さん、まとめてくれてありがとう。ただ、私は抜田君の意見に一点、反論があります。抜きゲーの方が常に売れる、と彼は今、言いましたが、『常に』とは限らない。実は、シナリオゲーは、抜きゲー=ポルノみたいに定期的に一定数売れるというわけではないですが、当たるとすごくでかいんですよ! 例えば、童貞不敗先生の『リトル・バスタード』だって、100万本だか当時、売れましたよね? でも、抜きゲーが大ヒットして、100万本超えというのは、あまり聞きません。この辺、ジャンルによって強弱はあるんだと思います」

N「ま、品川君の言い分が間違いとまでは言わんが……。別に大ヒットしなくてもええんとちゃう? 定期的に一定数売れる、と言うのは、商売という意味で考えたら、間違ったやり口じゃねえわな? 商売でやる限り、商売を続ける限り、わいらは売れ続けなければならん! その辺をシナリオゲーの業者さんらは、わかっておらんとちゃう? だから、シナリオゲーは売れなくなったし、業界から干されたし、その辺の会社ら、潰れてしもうたんやない? そもそも、エロゲーにシナリオなんてもんは、不要なんよ……」

S「黙って話を聞いてあげていたら、聞捨てなりませんね、あなたは! エロゲーとはすなわち、男のロマンの物語! 美少女たちとの愛と勇気と感動の物語! 物語あってこそのコンテンツ業界です! シナリオの力を信じないゲームがどこにある!? シナリオの力を見くびる業者がいるから、今のエロゲ業界は中途半端に廃れているのではないですか!?」

M「まあまあ、落ち着いてください、先生方! どちらの言い分も正しいとは思います。では、今までのやり取りは、エロゲ業界の過去や現在についての話題でした。では、
未来はどうなると思いますか? 抜きゲーやシナリオゲーに未来はあるのでしょうか?」

 

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