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エロゲーは衰退しました(承)

   

竜宮城へたどり着いた紅蔵。亀に案内されたその部屋は、まさしくヒキオタニートの部屋だった。亀は老後の暇にかまけて、大量のエロゲーを収集し、プレイしていたらしい。時間が停止するという「エロゲーと時の部屋」に入った紅蔵と亀は、今から百年分のエロゲーを共にガチでプレイすることになる。しかしその百年の間、地上は大変なことになっていたらしい……。

 

 竜宮城にたどり着いた。
 巨大な赤い門は全自動で開き……。
 宮殿の奥から美しい着物姿の女性たちが登場……。

「ようこそ竜宮城へ! いらっしゃいませ、ご主人さま! ぜひゆっくりとエロゲーをプレイして行ってくださいね!」

 おお、これが噂に聞く、乙姫ってやつか!?

 が、しかし……。

 この女性たち、全て画面越しの二次元じゃねえか!!

「ほっほっほ。乙姫たんはワシの嫁! この女どもは全て二次元なのだ。どうだ、凝(こ)っているだろう?」

 ああ、凝っているよ、最高に……。
 おまえさんがいかに二次元オタかと言うことが、この歓迎で判明したよ。

「で、亀よ。茶番はこの辺にしておいて……。肝心のエロゲーだが……」
「うむ、こちらだ!」

 俺は再び亀に乗り、竜宮城の離れへと移った。
 その離れが、亀の部屋……いや、「エロゲーと時の部屋」らしく……。
 部屋に入った瞬間、まるでヒキオタニートの部屋みてえに、エロゲーの山岳がどっしりと山脈のようにつらつらと出て来たのだ!

 そして、巨大な砂時計が、カチリ、と動き……。
 まるで、ジョジ○の某スタンド使いが放ったスキルみたいに、部屋の外の動きが停止した。
(扉や窓から停止っぷりが見えるんだ……)

 

-ノンジャンル

シリーズリンク

エロゲーは衰退しました 第1話第2話第3話第4話

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