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現代ファンタジー

なな★しき ~次元管理員 七尾と志紀子~ 第11章 共に生きる誓い

   

七尾から、次元管理員だった祖父の過去を知らされた志紀子。
それは、志紀子がこれから生きていく道を決めるための指針ともなる。

そして2人に迫るは、空からの敵。
危機に際し、七尾は志紀子に現状打破への“賭け”を提案する──

 

 話は、本来の核心へと続く。

「……【次元壁の核】で受けた重圧は、グランバル氏の次元渡り能力に、致命的な負荷をかけてしまったそうだ」
「負荷?」
「窒息するかと思うくらい全身が押し付けられて、身動きがとれないんだ。グランバル氏は、そんな中に長時間晒された」
 七尾自身も少しだけ体験したあの重圧を思い出し、思わず顔をしかめ。
「幸い一命は取り留めた。けれど、次元壁の核による重圧は、彼の体を遺伝子レベルでむしばんでいたらしく、その能力はみるみる衰えていった」
 七尾の表情から、いったいどれだけの苦しみがそこにあったのかと──志紀子は、握った薙刀に思わず力をこめてしまう……。
「おじいちゃん……」
「能力の限界に気づいたときには、もう」
 あとは目を伏せて話し続けるのみの、七尾だった。

 

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