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現代ドラマ

決して許さない 第四回 雅代を襲った悲劇

   

 
「変なこと?」
「株券とか宝石なんか預かって、脱税の助けをしているとか・・明彦君、このことは見なかったことにしておきましょう。」
「え、どうして?」
「だって、もし、税務署とか、警察なんかが調べに来て、色々と聞かれたら、私たちも事件に巻き込まれちゃうから。だから、私たちは何も知らない、何も見なかったことにしておいた方がいいわよ。」

見なかったことにすると言っても、ウソをつかなくてはいけない。

明彦が「でも・・」と言いかけたが、絹代は「こういうことは、きっとご住職が解決してくれるから、私たちは関わらない方がいいのよ。」と諭してくれた。

「じゃあ、そういうことにしましょう。そろそろ高尾さんがこっちに戻ってくるから、私は下に行くわね。」
「うん、分った。おばあちゃん。」

絹代が降りて行って間もなくして、トントンと階段を昇る音がして、高尾が部屋に帰ってきた。

明彦は「見て見ぬ振りか・・」とつぶやいた。

 

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決して許さない 第1話第2話第3話

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  1. 丸山 利子 より:

    激しい展開で驚いています、高尾の悪行や、雅代の事件や事故など展開があまりにも早くてこの先どうなるのか全く見当がつきません、そこが作者の狙いなのかもしれませんが。 また次回も読ませてもらいます。

     

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