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童話 / 寓話

Christmas fantasy4

   

 綺麗な子だな――

 富士ノ宮はその子を見て、素直にそう思いました。

 女の子って、こんなふわってした感じなんだ――

 母親以外の女性を知らない富士ノ宮は、マジマジと彼女を見てしまいました。

 そんな時です。

 寝ていた彼女が突然起き上がったのです。

 燕にとっては不慮の事故、富士ノ宮にとっては幸運の事故が発生しました。

 条件反射で、燕の平手が富士ノ宮の左頬を捉えます。

 寒さで冷えていた頬にくっきりと残る平手の跡。

 何もかもが始めての富士ノ宮にとって、女性に叩かれるという衝撃はキス以上のものでした。

 

-童話 / 寓話

シリーズリンク

Christmas fantasy<全5話> 第1話第2話第3話第4話第5話

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