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ノンジャンル

風景の見える箱

   

 展望台で外を見下ろしはしゃぐ彼女を横目に、僕はこの半年程のことを思い返していた。

 いつも同じ場所からしか見ることのできない風景、それって動けないからってことじゃないだろうか。

 祖母が楽しみにしていたところに孫が来る、それはもう本人はこの世にいない?

 そんな答えが出た頃、彼女は僕の顔を覗き込んで言う、祖母は生きていますよ……って。

 どうやら、僕は思っていたことが全て顔に出ていたらしい。

 

-ノンジャンル

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